10月27日に投開票が行われた衆議院選挙。県内の小選挙区と比例代表で当選した4人にシリーズで今後の抱負などを聞いています。
今回は激戦となった大分2区では敗れたものの、比例で復活当選を果たした吉川元さんです。
◆立憲民主党 比例当選 吉川元氏
「残念な結果に終わってしまったのはひとえに私の力不足。心からお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」
支援者に頭を下げたのは立憲民主党の吉川元さんです。悲願の小選挙区初当選を逃したショックがありありと浮かんでいました。
三つ巴となった大分2区では自民党の裏金問題を批判するとともに、物価高対策をはじめとした家計への支援などを訴えましたが、無所属・新人の広瀬建さんに5465票差で敗れました。
その後、重複立候補していた比例九州ブロックの結果が判明し、5回連続の比例で復活当選となった吉川さんに笑顔はありませんでした。
◆立憲民主党 比例当選 吉川元氏
「今回の選挙戦は選挙区での勝利、これを至上命題として取り組んでまいりましたので、そういう意味で言うと、大変悔しさが先に立つ思いではあります。街頭でもそうですし、車両に乗って回る中でも、これまでに経験したことがないくらいの自民党に対する批判っていうのは強く感じました。政治にとって一番大切なのは信用と信頼。これがなければ、どんな政策も実現はできない」
国会では政治資金規正法の改正や、12月に迫った紙の保険証の発行廃止についてこれを延期するよう取り組んでいくということです。